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好きなことを続けることは、嫌いになる覚悟があるかどうか?

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ワシはなんだか、中1ぐらいに、音楽の道を志したいと思うようになった。ような気がする

何が何でも音楽と関わる仕事をするんだって思ってたから、音楽を続けたい!というよりかは、音楽で仕事をしたい!、とずっと思ってたってことだな、

音楽で仕事をしたい!ってバカカス搾取芸能事務所がmeta広告のキャッチコピーで使いそうなフレーズですな、これ怒られるかな。

実際に今は、作曲、音楽理論の指導なんかでお金をいただいておるわけで、まあその、幼きワッシの夢的なものは実現しているのかもしれない。なんなら、youtubeでの活動もなんだかんだ音楽が関連してるわけですな

目次

高校生ぐらいの時に思ったこと

中学生の時には音楽で仕事がしたいと思うようになったけど、まあうっすらとだったわけで、確か中3ぐらいに、音大に行くぞ!って意気込んだ気がする。

今だと私大はどこも店員割れで入試(笑)みたいな状態になってるところが多いと思うんだけど、当時はまだ割と普通にちゃんと難しいみたいな風潮があったわけですな、ちゃんと準備しろよ!って感じだったのよ、2015-6ぐらいの時って。(多分そこらへんの時代から、より運営が厳しくなっていくんだと思うんだけど)

頑張らないといけないらしい

だからまあ、音大受験ってなってそれなりに頑張るか(?)というか頑張らないといけないんだなということは理解していて、んまあワシなりには頑張ったのかもしれませんな

しかしな、まあ、まじめにやっていくってのは、苦しいものなのでは?と若造の頃に、薄々気づいてたのですな

嫌いになる覚悟があるかどうかは、大事?

音楽大学を目指している同い年の子が高校にいて、なんか熱い話題(?)みたいなことを投げかけられた時があった気がして、以下のような内容だった気がする

「どんな音楽家になりたいか?」みたいな話だったと思う

んで、ワシは質問の意味がよくわからなくて、先に答えてほしくて聞いたんどすな、そしたら、確かこんな答えが返ってきて

「ボクは音楽が好きだから、その好きなことを音楽を通してみんなに伝えたいなんちゃらうんちゃら」みたいなことを言われたと。

でその時に、高校生の坊ちゃんワイは一瞬疑問になったんですな

「ん、?好きだから、すきを伝えたい?」と、

前に立つ以上嫌いか好きかは関係ない気がする

ワシはその言葉を聞いたときに、ちょっとびっくりしたというか、中々に驚いたのですな

なぜかというと、今でも覚えていて、自分の中で何かを極めるということは、「それを嫌いになる覚悟があるかどうかなような気がしていた」のですな。つまり、その道で行くと決めた以上、いったんオーディエンスの事とか置いといて、自分が音楽を嫌いになるまで向き合う必要があり、その行きついた先というか経過点に、表現者としての覚悟みたいなものが芽生え始めるような気がしていて、まだしっかりと勉強も始めてない段階で、オーディエンスのこととか考えることがなかったのですな。ただ薄々勘づいてたこととしては、いつか嫌いになる点が来るだろうなということ

つまり、ワシは最初は音楽が好きで音楽を突き詰めてみたいかも、と思い、その道に行こうとしている段階で、多分、突き詰めるってのは「嫌いになる覚悟ができたかどうか」が大事なんじゃないかな、と思ってたわけです

当時ながらに、趣味とプロの違いって何だろうと、考え続けていたわけです。

趣味でやるってんだったらめっちゃそれではいいと思うんだが、それだとアマとプロの違いってなんだ?とか思い始めて、その道のプロフェッショナルになる意識ってのが、もうその道で行くと決めた以上その時から必要なんじゃないかな、と思い始めたワケですわ

人には人の乳酸菌

しかしですな、当時は、この人何言ってるの!?と思いまして、それだと自己満じゃないの、って思ったんだけど、ワシはその時からそういう思考でワシなりにやっていこうと思っていただけで、多分世の中のその道を究めし者たちは、好きだけでやってこれた人ってのも少なからずいるんじゃないかと、思ったワケですわ

正直、何を能天気なことを言っているのだろうと思ったのだけど、ワシがある程度しゃにかまってのもあるし、まあそうやって物事を究められる人もいるのか!と思い、納得したわけです。

ちなみに、その子には、あまりの衝撃でワシが返す言葉が見当たらなく、「うーん、なんか頑張る!」みたいなこと言った気がする、そしたら、なんだよ!せっかく喋ったのに!って言われたような気がする

ごめんな、普通に逃げました

プロフェッショナルヴァイオレンス

おそらく、ほとんどの人は音楽に救われて音楽に殺されてるんだと思う

んまあ、自分の場合はどちらかというと、クリエイティブに救われてクリエイティブに殺されるという言葉の方が最適なのかもしれない、

「お前(音楽)がいなきゃ楽なのに、」って、まじめにやってる人はみな思っているのではないでしょうか?

ただこういう言い方だと「そう思ってない人はまじめにやってないとでも言いたいんですか?」っていうThe・2025みたいなアンチを引き寄せそうで、多少ヒヤヒヤしますわな

ワシはもう、とっくに好きとか嫌いとかいう感情はなくなってしまったという自覚があるし、やることはただ一つ!良い曲を書くのみですワ、というスタンスで取り掛かるようにしているし、そこに好きとか嫌いとかあんまりもはやないかも、愛着とか情はあるけど、多分

クリエイティブはDV彼氏とおなじ

しゅきしゅき、だいしゅき、みたいな状態が続いたと思ったらいきなりぶん殴られる、そんなのがクリエイティブのような気がしますな(ごめん、DV彼氏の解像度があまり高くないかも)

宮崎駿監督が、「創作をするやつは、創作しないと救われないんだ、創作をしない苦しみは、創作でしか解決しない」(うろ覚え)的なことを仰っていて、あーこれ終わったわって思ったんですワ

なぜかというと、宮崎駿クラスの方々がそう思っているのであれば、やはり紆余曲折を経れば、やっぱり今より若き頃に感じた「嫌いになる覚悟」論みたいので合ってたんだって、思ったわけだ、目をそむけたくなるような現実!止まらない幼児退行!

林檎の木を植える

だから毎日がワールド エンド みたいな感じなわけですわ

いいのが出来なかったら苦しいし、いいのが出来たらできたで、またそれを超えていかないと行けないし、一生苦しくて草なんやこれドマゾがアホか?とっととやめちまえ

ワシが良く使っている、リンゴの木植えちゃうもんね~という言葉ですが、実はこれ本当の出典は不明なんですぜ、ルターがおそらく言ったよな?程度だそうです。

ゥケる、てかここまで読んでくれてありがとう、なんで読んでくれたの?

マジでこの文章まで読んでくれた人は、多分いい事あると思う、こんな文章を読まされたというのが、悪いことすぎるから、悪い事のあとにはいい事がやってくるってのがセオリーですからね。

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